Q. FX自動売買っていろいろあるじゃないですか。
その中で『連続予約注文』って知ったんですが、これってどんな特徴があるんですか?
A. 『連続予約注文』は自動売買の中でもコストが最小クラス、しかも約定力もトップクラスです!
注文がちょっと時間かかるけどね。
手間がかかってもいいからきちんと利益を得たいという人にはピッタリなんです。
こんにちわ。
裁量トレードの才能の無さを痛感して自動売買にまかせっきりの浅葱です。
(((((_ _|||))))
そんな現在の僕の主力の運用先が、マネーパートナーズの連続予約注文です。
いわゆるリピート系のFX自動売買の中で一番コストがかからないすばらしいシステムだと思っています。
が、自動というか半手動みたいなところがあるので、「FX 自動売買」で検索してもあまりヒットしないんですよね。
なのでここで簡単に解説したいと思います。
Contents
連続予約注文とは?
連続予約注文とはマネーパートナーズのFX売買における注文方法の一つです。
(↑公式サイトに移動します)
連続予約注文という独立したシステムがあるのではなく、あくまで「指値注文」や「成行注文」と同じように「連続予約注文」があります。
ですのでマネーパートナーズの口座を開設するだけで使え、普通の指値注文などと組み合わせて使うことも可能です。
この方法を使うと、注文を20回まで繰り返し注文することができます。
連続予約注文は、新規と決済の注文をまとめて予約します(IFD-OCO)。新規ポジションを指値注文し、決済を指値(利確)と逆指値(損切り)で注文します。損切注文はせずに利確のみもできます。

普通は注文が決済されてからでないと新たな注文ができないため、20回の制限付きではありますが便利な機能となります。
20回の制限って少なくない?
安定運用を考えた決済幅でリピート注文した場合、20回という回数は1年以上かかる場合がほとんどです。
回数制限があるとはいえ、20回は十分な回数であるといえます。

(↑実際に20回でどれだけの期間大丈夫か検証してみました。)
連続予約注文の自由度
20回の注文は同じものでなくても構いません。
下図のようにジグザグにしたり、全部をバラバラな注文にもできます。

決済の幅や注文価格を自由に変更できるため、他社のリピート系自動売買システムでできるほとんどの設定は連続予約注文でも可能です。
連続予約注文のメリット
コストが最強!
連続予約注文の最大のメリットです!
まず手数料が無料です。
そしてスプレッドも最狭!
主なFX自動売買のスプレッド比較(米ドル/円で比較・2019年4月現在)
- 連続予約注文:0.4銭
- ループイフダン:2銭
- トラリピ:3~4銭
- トライオートFX:0~2銭+手数料
これを実際の金額にしてみた場合こうなります(米ドル/円・1000通貨の場合)↓
- 連続予約注文:4円
- ループイフダン:20円
- トラリピ:30円
- トライオートFX:40円
1注文でこれだけの差が出るため、たくさんの注文を仕掛けるのが基本の自動売買ではさらに差が広がります。
リピート系注文は何度も注文を繰り返すので、期間が長くなるほどコストの差は利益の差になります。
約定力が最強!
スキャルピングする方以外はあまり重視しない傾向にありますが、注文がすべると当然利益が減ることも。
スワップだけを重視して約定力の弱い証券会社を選ぶと、すべってスワップ分を食いつぶして決済されることがありえます。
というか僕はありました( ;∀;)
マネーパートナーズは今のところすべりは一切経験していません。
公式HPでも約定力№1を謳っているだけのことはありますね。

(↑実際の暴落時の状況も載せています。)
約定力が低い会社では大きな下落があった時などにシステムが止まったりスプレッドが一時的に急拡大したりすることもあります。
しっかりリスクを考慮した注文をしていたにもかかわらず大きな損失を被る事例が後を絶ちません。
他社との比較の際はスワップポイントが重視されがちですが、約定力はそれ以上に重要な項目です。
100通貨から注文できます(nano)
FXnanoで取引をすると、100通貨から取引できます。
ほとんどのFX会社で最低取引額は1000通貨からですので、マネーパートナーズの場合他社より少額で始めることができます。
- まとまったお金がない方
- とりあえず触れてみたい初心者
- 他社利用中だけど試してみたい方
- たくさんの通貨ペアで注文してみたい方
こんな人にオススメです。
こちらに少額で運用する場合のメリットデメリットをまとめています。
まず少ない金額なら始めてみたい方は実際の設定例も載せていますので参考にしてみて下さい↓

暴落時のケアも無用 両建てでポジションをとりやすい
リピート系自動売買では想定したレンジ内に注文を仕掛けるため、大幅な下落などレンジを抜けた場合には含み損の増加を抑えるために注文を止める必要が出る場合もありますね。
連続予約注文ならあらかじめ注文した分しか約定しないため、暴落時に余計なポジションをとりすぎる心配がありません。
想定レンジから外れた時のケアが無用なので、注文の手間も相殺できるかんじです。
(例えばループイフダンは想定レンジから外れた場合でも自動で注文を続けてしまうので、手動停止の必要があります。)
両建ての場合はレンジを上抜けても下抜けても困るので、複数の通貨ペアで運用していた場合はさらに把握が大変なこともあるでしょうが、連続予約注文ならほったらかしでも大丈夫です。

連続予約注文のデメリット
デメリットもしっかり書きます。
注文が(他の自動売買にくらべて)めんどう
半手動のデメリットですw
一回の普通の注文なら最初に入力したのち19回クリック連打すれば20回の注文ができますが、それを値幅をずらしてポジションの数だけ注文しなければなりません。
数クリックで完結するループイフダンをはじめ、他社の自動売買は基本的にこれより簡単です。
手間をとるか、コストをとるかといったところですね。
僕は最初にやった時はジグザグに注文を入れたので、更に時間がかかりました。二度とやりませんw
ただこのデメリットは「めんどくさいだけ」なので、注文の手間によって低コストや約定力の恩恵が受けられると考えることもできますね。
逆指値ができない
これはなかなか大きいデメリットのように思えます。
しかし注文を工夫することで解消できます。
詳しくはこちら↓

まとめ
〇メリット
- コストがとても低い
- 約定力が強い
- 少額からでもできる
- 設定の自由度が高い
●デメリット
- 注文の手間がかかる
連続予約注文は自動売買として認識されていないのか、よく「自動売買比較してみた」などの特集でそもそも比較対象になっていないことすらあります。
ですがコストと約定力は圧倒的なので、個人的にはイチオシです!
他社のリピート系自動売買システムと比較しても、注文がめんどくさい以外のデメリットがありません。
これからも使っていきたいと思います。
ちなみに浅葱の連続予約注文での運用実績ならびに設定をこのサイトで公開しています。
宜しければご覧ください↓

実際の口座開設や注文方法の手順はこちら↓

