文字を入力してさがす
カテゴリーからさがす
キーワードからさがす
CFDFIREのはじめかたFIRE雑記FX自動売買FX自動売買の解説GMOクリック証券iDeCoIPO投資くりっく株365ふるさと納税トライオートETFブログリタイア・FIREリタイア生活の日常ループイフダンループ株365副業口座開設家計簿アプリ少額で始めるFX少額投資毎月更新運用結果確定申告節約連続予約注文運用実績運用結果金(ゴールド)銀(シルバー)
FXが自動!?なんか怖い!
こういうFX自動売買って何?という人のために、仕組みを解説します。
ただでさえFXは世間的にはハイリスクハイリターンなイメージがついています。
それに「自動」なんて言葉が付いた『FX自動売買』と言われても不安ですよね。
“自動”売買なので、仕組みなんかわからなくてもお金を入れて稼働させれば誰でもできます。
だからといって仕組みの分からないものにお金を使いたくないのは当然ですよね。
ですのでここで解説します。
『自動売買』という言葉から、AIが内部ですごいことして売買する印象があるかもしれません。
当時の僕はありました。
しかし仕組みはとても簡単で、「コレ、別にシステムに頼らなくても自分で注文できるだろ!」くらい単純な内容ですよ。
FXはどうすれば利益が出る仕組みなのか。
それは「安く買って高く売ること」です。
これはFXに限らず、株取引でも投資信託でも仮想通貨でも同じこと。
しかし相場は上がったり下がったり。
上がると思って買ったら下がってしまうことも。
それにFX相場は24時間動いていますが、一日中パソコンに張り付いてトレードするのは大変!
そこで、ワナを仕掛けましょう。
あらかじめこんな風に注文しておきます。
「A」で買い、「A’」で売る注文をセットしておきます。
すると、相場が動いて価格が「A」になったら勝手に新規注文され、また動いて「A’」になったら決済されます。
これを繰り返すと、
相場の波は行ったり来たりするので、何度も繰り返し利益をあげるようになります。
これが基本の仕組みです。
そしてこの注文を値幅をずらしてたくさん仕掛けると、こんな感じ。
何度も何度も新規注文と決済を繰り返して利益を積み上げていきます。
こうした運用方法を『グリッドトレード』といい、
一般的には『トラップトレード』や『リピート売買』と呼ばれています。
これが基本のFX自動売買の仕組みです。
『自動売買』って難しいシステムみたいですが、仕組みはカンタンでしょ?
FX自動売買にはこのリピート売買タイプ以外にも、独自のAIで動かすものなど複数の種類があります。
しかし売買パターンが複雑だったり、ブラックボックス化していてユーザーに分からないものもたくさん!
一番わかりやすくおススメできるのがこのリピート系自動売買です。
仕組みはこんなに簡単なので、ぶっちゃけ手入力の注文でも可能です。
ひとつづつ指値注文していけばいいんですから。
でも、一つの注文ならともかく、たくさんになると面倒!
それに一回利確したら注文のし直しになり、また面倒!
これ注文したっけ?とかうっかり2つ同じ注文しちゃった!とか、たくさんになるとこんがらがってきます。
だから自動売買がおススメ。
他にも自動売買にするいろいろなメリットがあります。
上がると思ったら途中で下がってまた元通り。運用しているとよくあることです。
でも自動売買なら細かい値動きでも拾って利益につなげます。
相場が逆方向に動いてしまったらきちっと損切り。普通の運用ならこれが基本です。
ですが損切りは初心者には難しく、損切したら再上昇してしまい、しなきゃよかった!なんてことがよくあります。
逆に損切りを躊躇して大きな損失になることもあります。
自動売買ではこの『損切り』を行いません。
これには良い面も悪い面もあるのですが、初心者には損切りを考えなくていいこと自体が大きな利点です。
最初にルールを決めて運用しようと思っても、暴落して大きな含み損になったら狼狽売りをしてしまったり、逆に利益が出ていたらもっと上昇するのを待てずに利確してしまったり。
メンタルに影響されずに運用するのはとても難しいもの。
投資をしたことのある人は必ず経験してしまうものです。
自動売買なら最初に設定するだけであとは放置なので、失敗がありません。
初心者にとってこの点は大きなメリットです。
“自動”売買なので、仕事へ行っているときでも寝ている間でも利益を稼いでくれます。
最初だけ設定をすれば、基本は放置でOKです。
自分の時間を削らずに副収入が得られます。
朝起きたら儲かっていた!なんてこともしょっちゅうです。
こんな自動売買にもデメリットはあります。
それは損切りをしないため、含み損を常に抱えるところにあります。
普通のトレードだと含み損は予想に反した動きになったためで、つまるところ含み損自体が放置してはいけないのですが、自動売買だと含み損があるのが当たり前。
含み損があるということは決済待ちのポジションがあるということなので、自動売買において含み損を抱えることは何の問題もありません。
そういう運用法だと理解してください。
慣れないうちは不安になるかもしれませんが、最初の設定をしっかりすればロスカット等の危険は防げます。
とはいえ、含み損を抱える故に以下のデメリットも生まれます。
常に含み損を抱えるというのはその分元手資金を必要とすることでもあり、動かせる資金が常に拘束されているということでもあります。
ですので、プロの行う裁量トレードより利益が出ない!
これが自動売買のデメリットです。
え、プロより利益低いって当たり前じゃないかって?
でも『FX』=『大儲け』みたいな印象があるので、大儲けを狙ってやる人も多いんです。
自動売買はそういう運用ではありません。
FX自動売買はコツコツと毎月一定の利益を生み出すような仕組みです。短期で利益を出すものではなく、長期的に運用して利益を積み上げるような運用です。
ただプロの裁量トレードより利益が低いだけで、24時間ずっと利益を稼ぐ自動売買は株や投資信託よりも大きな利益を生み出してくれる可能性があります。
また初心者特有のミスや感情に左右されるトレードにならないため、資産運用経験の浅い人には有効になります。
常に含み損を抱える状態のため、途中で止めようと思っても含み損は強制決済(=損失)となり、今まで得た利益分を食いつぶす可能性があります。
両建てで設定すると特にその傾向があります。
労力は必要ないので、やるからにはずっとやるくらいの気持ちで稼働しましょう。
また途中でやめることが難しいということは、他でお金が必要になっても好きなタイミングで取り出せないということなので、使う予定のあるお金で運用することの無いように。
投資は余剰資金で。FX自動売買に限らず投資の基本です。
私もトラブルなどが無い限りずっと続けて利益を稼ぎ続けてもらうつもりです。
でも途中でやめられないなら、始めるのもちょっと…
それなら、
『少額で運用を開始する』
『デモトレードで試す』
といった方法があります。
A:上がるまで放置
下がると含み損が増えますが、損切りしない限り確定損じゃない!
上がるまで我慢、というか気にしないで放置。
含み損があるということは今後利確する(=利益になる)ポジションがあるということです。
慣れてくると、含み損がうれしくなります。
いやホントに。
A:そうならないように安全なポジション量で運用しよう
自動売買は損切しないため、相場が下落し続けると含み損がどんどん大きくなります。
強制ロスカットになったら今までの利益が無くなるため、絶対にロスカットが無いように運用するのが基本です。
そのためには、
特に①は重要。
たとえ利益が低くてもポジションを抑えめにしましょう。
リピート系自動売買はその特性上、ポジションを損切りせずに削るのは困難。
逆に後から追加するのは簡単なので、まずは少なめのポジションで運用しましょう。
A:選択する通貨ペアによっても違ってきます。各証券会社のチェックツールで見てみよう。
自動売買を始めるうえで一番大事といっても過言ではない資金に合った注文。
自分で計算するのは手間がかかりますので、各証券会社の目安資金表などをそのまま参考にしたほうが簡単です。
ただ目安ギリギリの資金ではなく、ちょっと余裕をもって口座に入れておきましょう。
A:レンジになっているものを選びましょう
ニュースでよく聞く『米ドル/円』のほかにもたくさんの通貨ペアが存在します。
その中にも自動売買に最適のペアや、運用してはいけないペアがあります。
自動売買は相場の波の行ったり来たりを利益に変えるので、上昇し続けていたり下落し続けている通貨はおススメできません。
一定の幅で上下しているものが最適です。
あと、スワップポイントの大きい通貨ペアが人気の傾向がありますが、自動売買はあくまで値動きで利益を得るシステム。
スワップポイントより優先度の高い項目がありますので、そればかり重視しないようにしましょう。
A:多くの証券会社で手数料ゼロです
ほとんどの自動売買を扱う会社で手数料は無料です。
ただしスプレッドは通常の取引より広い場合があります。
一般的にFX取扱会社はこのスプレッド差で利益を得ていますが、それが自動売買だと広い場合があります。
これが実質的な自動売買の手数料となります。
もちろんスプレッドがとても狭い自動売買もあり、証券会社によって異なります。
手数料が無料なので実質スプレッドの広さ=コストとなるため、スプレッドの狭い証券会社で運用するのが基本です。
イソップ童話に『金の卵を産むニワトリ』の話があります。
毎日ひとつづつ金の卵を産むニワトリのおかげで、金持ちになっていく男の話です。
しかしこの話は、欲が出た男が「金の卵を産むのだから体内にはもっとすごい黄金があるに違いない」とニワトリの腹を切り裂いてしまい、ニワトリが死んでしまったというラストになっています。もちろん中からは何も出てきません。
FX自動売買もこの『金の卵を産むニワトリ』に似ているところがあります。
毎日少しづつ利益をあげる自動売買ですが、含み損を常に抱える性質があるために、途中で全決済してやめようと思っても含み損が決済されて損をすることがあります。
一度稼働したら止めづらく、ずっと続けることを前提に運用しなければ他の投資より良い方法とは言えなくなります。
途中で止めてしまったらそこで終わり。逆に続けてさえいれば利益は長く続きます。
自動売買の一番大事なところは、利益を追求しすぎて途中でロスカットにならないように安全な運用を続けていくことです。
お金持ちといわれる人たちは必ずこの『金の卵を産むニワトリ』を持っています。
例えば家賃収入がある不動産だったり、配当の大きな株だったり。
そして面白いことに、ほとんどの金持ちが最初からニワトリを飼ってたわけではないことを知っていましたか?
親から譲り受けた土地がある、などの労せずして持っていた資産があった人は一部であり、ほとんどの人は人生途中で自ら工夫してニワトリを手に入れているのです。
今このような利益を生むシステムを持っていない方にとって、FX自動売買は金の卵を産むニワトリになりうるものです。
特に不動産投資などのような大きな元手を必要としないので、一般の方でも始めやすいのも特徴です。
最初に設定さえすれば運用には手間がかかりませんので、仕事などで忙しい人にも最適。
早いうちに始めることで数年後のリターンに差が付きます。
まずは使っていない貯金などで始めてみることをおススメします。