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FXリピート系自動売買に最適な通貨ペアの選び方とおススメ運用先

FX自動売買の解説

世界の通貨は約180種類もあります。

FX会社が扱ってる通貨ペアですらたくさんありますね。

しかも各社年々取扱種類を増やし続けています。

そのなかでFX自動売買に適した通貨ペアとはどのようなものか解説します。

FXリピート系自動売買に適した通貨ペアってどれ?

リピート系FX自動売買に適した通貨ペアの条件
  • レンジ相場になっている
  • レート幅が狭い
  • 値動き(ボラティリティ)が活発
  • 流通量が多い

一定のレンジ相場になっている

浅葱
浅葱

これが最重要です。

FX自動売買は含み損ありきの方法なので、相場が一方向ばかり動くと含み損が膨大になり最悪ロスカット、退場となります。

ある一定の値幅で行ったり来たりしている通貨ペアがベストです。

長期チャートで見てみましょう。

二つのチャート、上は一定範囲でジグザグに動いています。

こういった通貨ペアがリピート売買に最適です。

逆に下のチャートは下落ばかり。

これは不向きになります。

下落相場のペアでもロスカットしないように少なめに取引することはできますが、利益率が悪くなったり含み損が膨大になったりします。

ある程度の取引量でできるようにレンジになっている通貨ペアで始めましょう。

レート幅が狭い

値動きの中で利益を確保する手法なので、値動きがなければ話になりません。

とはいえ動きが広すぎる通貨ペアは危険です。

動きが広すぎると利益が大きくなる反面、証拠金もたくさん必要になります

ですので、狭い範囲で良く動く、これが理想です。

こういった通貨ペアは値動きの幅が広いので、危険。

広すぎないレンジ内で活発に動いてくれたら言うことなしです。

流通量の多い通貨

流通量の少ない通貨だと大きな取引があった場合相対的に影響が大きくなるので、値動きが急なものになります。

スイスフランショックが良い例(悪い例?)でしょうか。

流通量が少ない通貨だと暴落が発生しやすい面もあります。

流通量の多い通貨の場合は瞬間的な値動きは相対的に少なめになります。

流通量の多い通貨は米ドル、ユーロ、日本円です。

ニュースなどで簡単に情報が手に入りやすいので、初心者の方はここから始めてみるのもおすすめです。

FX自動売買で人気の通貨ペアはこれ!

米ドル/円(USD/JPY)

取引量も世界的に大きいペアです。

日本にいれば情報が一番入りやすい通貨ですし、全くの初心者が最初に触れるにもいいかもしれません。

また近年アメリカの利上げにより豪ドルを超える高金利通貨になったため、スワップも豪ドルより大きくなっているのもポイントです。

ユーロ/円(EUR/JPY)

これも取引量の大きいペアです。

スワップがとても少ないペアのため、マイナススワップを考えずに両建てができるのも利点です。

リピート系自動売買はスワップ益より決済益のほうがずっと大きいのですが、それでもスワップは気になってしまいますし、気にせず両建てができるのは利益の大きさに直結します。

値動きが大きいので、決済幅を広めにとりましょう。

ユーロ/米ドル(EUR/USD)

取引量が世界一の通貨ペアです。

リスク分散のため上記の米ドル/円、ユーロ/円とともに運用されるケースも多いですね。

カナダドル/円(CAD/JPY)

スワップも高めでいい成績を出しています。

カナダとアメリカは隣り合っているため米ドル/円と似たような動きになるといわれます。

スプレッドはカナダドル/円のほうが大きいので米ドル/円のほうが有利のはずですが、実際運用すると米ドル/円を上回る成績を出すこともあります。

またここ10年の値動き幅が小さいため、想定レンジが狭く、少なめの資金量でも始めやすいのも特徴です。

豪ドル/円(AUD/JPY)

近年まで自動売買では一番人気でした。理由は

  • レンジ幅が小さい
  • その中で活発に動く
  • スワップが大きい

といったところでしょうか。

利益率と安全を兼ね備えた値動きになっています。

(※2019追記:米中貿易摩擦の関係で、中国の影響を大きく受けるオーストラリア経済はあまりよろしくありません。スワップも減っており、おススメ度は下がっています。)

クロス円以外の通貨

○○/円の通貨ペアばかり取引すると、世界的な暴落が起こった時円高になり、全てのペアで下落して危険になることがあります

今でも『円』が安全通貨の認識があるので(実際はどうあれ世界的に思い込まれているので)、世界的な悪い出来事が起こる→安全な円を買え→円高に→クロス円下落となります。

クロス円以外の通貨は購入単位自体が『円』ではないので気軽に買いづらいイメージもありますが、結局は大して変わりません。

分散投資の一環として追加してもいいと思います。

円は金利が低いためほとんどのクロス円取引で買い(ロング)ポジションにプラスのスワップポイントが付きます。

そのため多くの人がクロス円のロングのみを運用していますが、この場合急激な円高になると大きな損失を生む危険があります。

偏った運用にならないよう分散させておくことがリスクを下げることにつながります。

FX自動売買に適した通貨ペア まとめ

[box04 title=”自動売買に適した通貨ペアの条件”]

  • レンジ相場になっている
  • レート幅が狭く、その中で値動きが活発
  • 流通量が多い[/box04]

    FX会社が取り扱う通貨ペアも今後続々増えてくるでしょう。

    新しい通貨ペアに手を出す場合も、過去のチャートを調べて

    • レンジ相場になっているか
    • 値動きが大きすぎないか

    を見極めることが重要です。

    もちろんレバレッジを取りすぎないことはもっと大事ですが。

    ロスカットにならない限り自動売買はしっかり稼いでくれますよ(*^.^*)

    いろいろ調べて、自分のベストペアを見つけてくださいね。

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