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人事評価シートに「辞めるかも」と書いたら部長がひろゆきになった話

リタイア・FIRE関連

こんにちは。41歳でセミリタイアした浅葱です。

リタイアを目指すというのは、いつか「辞めます」と会社に言う日が来るということです。

でもそれまでは、自分の心の中にだけ、ひっそりと隠しておく方が多いのではないでしょうか。

浅葱
浅葱

私がそうでした。だってまだまだリタイアって一般的じゃないし。反対されそうだし。

でも年齢が上がるにつれ、昇進や異動の話も出てきます。

辞める意思を隠したまま昇進や異動を断るのって結構辛いものです。

なので、ある時の対話で「辞めることも視野に入れている」と意思表示しました。

今回はその時の話。

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人事評価シートは偽りだらけ

うちの会社は「人事評価シート」で社員の評価を付けるスタイルでした。

これに今年1年を振り返って目標と成果、コンプライアンスの遵守などの自己評価を書き込み、それを元に上司が対話とともに評価していく、という流れです。

そしてその人事評価シートの後半には、“将来の進路”みたいな項目もありました。

それが、すっごいイヤでした

そこには「3年後に昇進希望」とか、「別の部署に異動したい」とか書くわけです。

でも、でもね、あんな上司の姿を見て昇進したい奴なんていませんよ!

末端社員(私)がこき使われる職場でしたが、上司だってひどいもんでした。

特に中間管理職の課長が酷い有様。

役職者だから残業手当が支給されない。だからいくら残業しても大丈夫だな!ていう会社です。

人手不足が深刻なのに社員を増やさず、それでも表向き労働時間を守ろうとした結果、役職者はサービス残業の嵐でしたね。

ちなみに末端社員には絶対に終わらない量の仕事を押し付け、「昼休みはきちんととれ!会議は欠かすな!残業はするな!」と言う会社です。いや無理だろ……

リタイア希望なら昇進して仕事量増やすとやっかいなので昇進しないほうがいいかなと思います。

浅葱
浅葱

でもリタイア関係なく昇進したくない!

なので、私は評価シートにいつもこう書いていました。

3年後の進路:現在の職務で幅広い経験をして、業務に役立てていく。

5年後の進路:現在の職務をより良いものとし、後輩たちに助言できるように努力する。

↑訳:現状維持でお願いします昇進なんかするもんか)!!

表立って昇進したくないと言うと理由を求められてめんどくさいので、毎年こう書いていました。

しかし昇進辞退が認められないかもしれないところまで迫っていたのです。

人手不足は新たなるステージへ

昇進したくない若者が増えているというニュースを見たことがあります。

しかし我が社は以前からそうでした。未来を先取りしている会社ですね。

なので昇進希望がおらず。

それどころか希望して降格してくる人がいる始末。

(本当です。家族持ちのちゃんとした社員が、希望して平社員に戻るんです。)

そのため、昇進は推薦制になりました。

つまり、こういうこと。

「課長になりたい人~」

「(シーン)」

「じゃあ課長にふさわしいと思う人は?」

「浅葱君がいいと思います」

僕「!?」

どこの小学校だよ!!!

今までのように当たり障りなく現状維持希望と書いているだけでは危なくなってきました。

リタイアの準備はギリギリライン

皆さん、リタイアするタイミングって考えてますか?

年数とか、あるいは資産がいくらたまったらとか。

私は資産目標を目安にしていました。

浅葱
浅葱

まぁ一番必要なのはお金だし……

最初こそ(今も?)投資で失敗していた私も、徐々に稼げるようになってきました。

といってもこれだけで生きていけるかというとまだギリギリなんですけどね。

  • 投資収入:月20万くらい
  • ブログ収入:月1万くらい
  • 生活費:月10~15万
  • リタイアしたら他に税金、年金、社会保険料etc……

ギリギリいけるような、でも怖いような、そんなライン。

これで今すぐ辞めますというのは怖い。

でもこの職場状況、現状維持というわけにもいかなくなってきそう。

というか現状維持すらも嫌なんですけどね。

なので初めて人事評価シートに、

「辞めることも視野に入れて自由でいたいので、昇進は希望しません」

と記載しました。

浅葱
浅葱

辞めたいと言ったら反対されそうだけど実際はどうなんだろう?という純粋な興味もありました。

いままで不利になりそうだと思い、FIRE希望のことはオープンにしていませんでした。

でも実際は伝えたらどういう反応になるんだろう……

部長が論破人間になりました

さて、対話当日。毎年の人事評価対話。

でもいつもと違う対話です。

部長「ここに辞めるって書いてるけど、具体的にどこの部署に行きたいの?」

僕「(ああ、退職って考えすら頭に無いんだ)いえ、転職とかそういうことです。」

部長「何か不満ある?」

まあ聞かざるを得ないですよね。上司の立場としては。

どうせ何を言っても改善しないだろうと思いましたが、とりあえず当たり障りないところから触れてみました。

僕「まず会社全体の業績についてです。収益も下がってますし、成長性も感じられません。将来に不安が残ります。」

さて、どうでるか。まぁスルーされそうだけど。

しかし……

部長「いや、今年はちょっと黒字になったよ。経費削減の効果だね。それに新規事業の参入も毎年行っている。だから将来性も大丈夫だ。うん、これで辞める理由がなくなったね。他には?」

まさかの論破されました

解決策でもなく、解決はムリ!でもなく、論破。

こちらの意見をつぶせば辞めないとでも思ってるんだろうか?

こんだけ人員削って経費削減とか黒字とかふざけんな!とか、新規事業で赤字増やしてんじゃねぇか!とか言い返すこともできますが、その瞬間は唖然として反論すらも頭に浮かびませんでした。

だって、論破されてもなにもこちらの状況変わらないんですけど。

こんな不毛な対話、ある?

まぁ「他には?」と言われたので、職場や仕事内容のことも言ってみましょうか。

僕「客からのクレームに対して、すべて社員の責任にしてますよね?こちらが悪い時はともかく、向こうの理不尽なクレームに屈しないで欲しいです。」

部長「いや、対応はきちんとしているよ?社員が罰されたことがあったかい?

僕「人手不足で毎日残業ばかり。それなのに人員補充もされない。休日はつぶれる。」

部長「人員補充はちゃんと本社に要請を出している。」

「社員に罰を与えなければクレームに屈してないことになるのか?」
「本社に要請出しても人員増えないどころか年々悪化してますが?」
論点ズレてない?

終わった後なら言えますが、その時はとにかく心が冷めていきました。

なんにも環境が変わらない(変えるつもりもない)というお墨付きをもらっただけ。

どうせ何年たっても職場環境は変わらないどころか悪化していくんだろうなと感じてはいましたが、変えようとすらしないんですね。

もう対話がどう終わったかも覚えていません。

この時点で、「リタイアを目指すがまだ先になりそう」から、「リタイアを急がなくてはまずいな……」という気持ちになりました。

「辞めることも視野に入れて」と書いたので、別に今すぐ辞めるとは言ってないんですが、本気で辞めないといけませんねこれは。

上司の人柄や話すタイミングでも対応が変わるかもしれませんが、私はこれくらいの対応を食らいました。

結論から言うとこれがきっかけ(心折れた)となり、かねてからふわっと考えていたリタイア時期は前倒しになり、3か月後に部長に退職の意を伝えることになります。

浅葱
浅葱

早期リタイアを目指す皆さん、リタイアの資金目標あるいは年数目標に届いていなくても心折れて早まることは十分に考えられますのでご注意!

ただ後になって、この負けイベントも体験しておいてよかったと思える出来事になりました。

次回へ続く。

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