アーリーリタイア

生活防衛資金いくら必要?リタイア資金と防衛資金はこう決める!

生活防衛資金いくら

生活防衛資金、いくら必要ですか?

こんにちは。浅葱です。

生活防衛資金って考え、大切ですが、人によって幅がありすぎてどれを参考にすればいいのかわからなくなります。

特に浅葱のようなアーリーリタイア希望者はどれだけあっても不安、でもたくさん用意すると時間がかかりすぎるって悩みもあります。

 

生活防衛資金がいくらあればいいのかという悩みや、防衛資金を用意する以上に大切なことについて説明します。

 

生活防衛資金とは

いままでの生活水準を落とさずに暮らしていけるだけの資金を準備しておかなくてはならないわけです。

いざ、会社がつぶれても枕を高くして寝られる安心感を確保するためにこれは絶対に必要なおカネです。

この資金のことをこの本では「生活防衛資金」と呼びます。

木村剛著「投資戦略の発想法」講談社刊 より引用

簡単に言えば「生活防衛資金」とは、なんかあった時に生き延びるためのお金です。

  • 急に病気になって大きなお金が必要になった
  • リストラにあって転職先探すまでに食いつなぐ必要がある

などの突発的な事態に対応するための準備金です。

資産運用する場合は生活防衛資金を別に取っておいて、余った資金で運用するのが基本です。

 

生活防衛資金

さて「生活防衛資金いくら必要?」ですが・・・諸説あります!

「生活費の半年分くらいかな?」
「500万円以上は必要だよ」
「生活防衛資金なんていらないよ」

例によって人それぞれ過ぎます。

その中で比較的多い意見として、

「生活費の3か月分」「生活費の2年分」「0円!」

の3パターンが多数派でした。

多数派ですらバラバラ過ぎる・・・

生活費3か月分派の意見

このタイプはいろいろな方がいて、実に平均的な意見だと思いました。

しいて言えば独身からの意見が多いかもしれません。

転職の職探しの期間が平均で3か月程度など、本当に突発的な事態への対処という使い方です。

生活費の2年分派の意見

家族持ちの方はこちら派が多い印象です。

またインデックス投資家など、切り崩してしまうとその後の運用が鈍ったりするため運用資金に手を出したくない!という方の意見も多くありました。

実際相場下落時に切り崩すと損してしまいますし、どうせ切り崩すなら利益がのっているときにしたい!でもお金が必要な時期と切り崩したい時期が同じとは限らない!というわけで2年という長い期間待てるようにしているようです。

0円派の意見

攻めてるなーという印象もありますが、実際貯金をほとんど持たずに生活している人もいますしね。

こちらは毎月の給料を当てにしているため危険な感じもしますが、積極的に利益を狙っていくタイプでもあります。

確かに生活防衛資金としてとっておくお金は機会損失でもあります。

ギャンブルでなくしっかりと運用する人ならこうした考えもアリです。

 

生活防衛資金は運用元手を切り崩しても良い

さて上記の意見から見えてくるものがあります。

安全を考えれば生活費2年分くらいの防衛資金がほしい。

しかしそのお金は機会損失でもあるし、そもそも貯金の少ない若い方だったら2年分のお金を貯め終わるには何年かかるの?給料の50%を貯蓄しても丸2年かかるよ?いざ運用開始まで何年も先になるの?

不安に対する準備VS機会損失ですね。

そこでこんな考えもあります。

生活防衛資金は運用資金を切り崩しても良い

  • 当座の生活に必要なお金(例えば生活費3か月程度)を銀行の普通預金に置く
  • 残ったお金をリスクをとってもいいと思う「リスク運用マネー」と、元本割れを想定せずに済む「無リスク運用マネー」に分ける
  • 大きな支出の必要が生じたら、「リスク運用マネー」あるいは「無リスク運用マネー」のいずれかを「躊躇なく」部分解約してこれに充てる

山崎元 全面改訂 超簡単 お金の運用術より

山崎元さんはインデックス投資専門の方ですが、投資全般に関して素人にもわかりやすい運用を書いた著書が多くあります。

僕の投資生活もこの本から始まりました。

生活防衛資金について山崎さんの考えはこのようになっていました。

相場下落時に解約すると損をするインデックス投信をされる方から見ても、機会損失や株価上昇性を考えれば生活防衛資金は少なめでも良いという考えです。

9割のリスクは起こらない

突発的な支出は人生では必ず起こると想定しています。

特にアーリーリタイア希望者は労働収入がある人よりも多めの防衛資金を持っていたほうがいいと考えます。

しかしめったに起こらないことに必要以上に準備して金銭的・時間的ロスを生むわけにはいきません

 

あなたの過去の生活において突発的な支出がどれだけありましたか?

それがあなたにとっての生活防衛資金額です。

 

生活防衛資金より大切な真の生活防衛方法

さてそれでも大きな支出への不安は消えませんし、生活のためのお金が全くないのも困りもの。

ここでは「生活防衛費いくらにする?」なんて机上の空論をするよりも具体的な生活防衛対策を考えてみましょう。

切り崩しやすい運用先を作る

全ての運用を株や投信などにすると、株価暴落の際に切り崩す必要に迫られると大きく損をします。

そこで一部をいつ切り崩しても損失の少ない運用先にしておくとダメージを最小限で生活費を捻出できます。

よく聞くのは個人向け国債ですね。いつ切り崩してもマイナスにはなりません。

 

浅葱はFX自動売買の運用をしていますが、こちらも運用益=決済益ですので生活費を取り出すことが簡単です。

もちろん信用取引は元手資金を引き出せばロスカットレートが上がってしまいますが、むしろそんなことで危険になるレバレッジで運用していたのならそのほうが間違いです。

相場の状況に左右されることなく資金を取り出せるため、生活費として使うという面で見た場合の運用先としておススメです

運用分散・収入分散でリスク対策する

基本ですが、分散投資でリスクを下げておく方法も有効です。

株価暴落が起こってもすべての株が同様に下落するわけではなく、大きく下落するものも小さく下がるものもあります。

その中で大きな支出の必要に迫られても下落幅の小さいものを解約すればダメージは少なくて済みます。

投資に限らず、収入先を複数持っておけば大きなリスク対策になります。すべての収入源が同時に潰える可能性などほとんどなくなります。

生活費の抑制を図る

一番大切なことかもしれません。

生活防衛資金は「生活費の○○か月分」と表現されているように、人それぞれ金額が変わってきます。

生活費を普段から節約していれば大きな防衛資金は必要なく、運用の面でも資金効率が上がります。

 

まとめ

  • 切り崩しやすい運用先で運用する
  • 収入源を分散する
  • 生活費を抑制する

生活防衛資金は必要ですが、考えすぎても機会損失です。

防衛資金をいくらにするか悩むよりその時間を運用先の分散や収入源の増加に充てて、本当にいざという時が来ても普通に対応できるような資金を確保することに力を入れることのほうが大切ですね。

 

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