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こんにちわ。
赤点を取ったことのあるのは数学だけです!浅葱です。
(ノ≧ロ)ノ<数学だけなんだよぅ
そんな計算嫌いの人間でも簡単に口座資金量の安全性を判断することができるのが『証拠金維持率』です。
ほとんどの業者の取引ツールで簡単に見ることができるので、安全性の目安にするにはうってつけです。
でも取引を開始したばかりなど、証拠金維持率の数学だけをみて判断するのは危険な場合があります。
『証拠金維持率』とはどのように使えばいいのでしょうか。
[box04 title=”証拠金維持率とは”]保有ポジションの必要証拠金に対しての有効証拠金の割合です。
証拠金維持率=(有効証拠金÷必要証拠金)×100
※有効証拠金=資産合計+評価損益
また取引業者によって、
などの呼び方をする場合があります。[/box04]
基本的に証拠金維持率が100%を割ったら強制ロスカットとなります。
ですので、証拠金維持率は自分の口座資金が安全かどうかの目安のなります。
各取引業者によって、100%を割っても当日中に入金すればロスカットを免れたり、50%未満でロスカットだったりします。
ですがそこまで細かいことは短期売買で考えればいいことです。
FX自動売買の場合長期運用となるので、そもそも証拠金維持率が100%近辺にいること自体を避けねばなりません。
ロスカットを回避するために、自分の資金に応じたポジションをとることが一番重要です。
しかし同じ口座内で複数の通貨ペアを運用する、運用通貨ペアを追加する、ポジション量を増やすなどをするたびにロスカットレートも変わり、算出は複雑になります。
ヾ(*`Д´*)ノ”彡☆ぶっちゃけ計算なんてしてられません!
こんな時に証拠金維持率が利用できます。
ほとんどの取引ツールで表示されていて簡単に確認できるため、直感的に口座の安全度がわかる指標になるのです。
〇マネーパートナーズ(連続予約注文)の場合
〇アイネット証券(ループイフダン)の場合
※各証券会社によって「証拠金維持率」の呼び方が違う場合があります。
多いに越したことがありません。
ただ長期運用をする場合、300%は最低ラインとして維持しておかなくてはなりません。
一般的には500%以上は維持しておきたいところです。
ですが、500%以上だからといって安心してはいけません。
維持率は相場の変動とポジション量によって大きく動く場合があるからです。
特に運用開始すぐはポジション数も含み損も少ないため、維持率は高く表示されているはずです。1000%や2000%になることも普通にあります。
しかし相場が変動しポジションが増えると、維持率は大きく減ります。
リピート系自動売買ではポジションを損切しないため、含み損を抱えて残ったままのポジションが必ず出ます。
ですので、相場が大きく動くと維持率は急速に減ります。特に新規のポジションをとると必要証拠金も増えるので維持率は大幅に減少します。
運用開始直後の維持率は信用してはいけないのです。
証拠金維持率が100%以上ならロスカットされません。
だからといって維持率だけをロスカットの基準としてしまうと、相場の安定期にポジションの取りすぎに気づかずに、急変時に維持率が大幅減してあっという間にロスカットの危機になります。
特に維持率を確保することだけを安全度の基準としていた場合、
500%を切った→入金で対処
500%を切った→入金で対処
(以下略)
500%を切った→入金・・・する金がない!
となり、最終的に大金を強制ロスカット!なんてことになる可能性だってあります。
これは結構やりがちな運用ですので、自分だけは大丈夫と思わずに注意しましょう。
こうなりそうだと思ったら早めにポジションの縮小をおススメします。
特に自動売買はポジションを減らすことが難しい(ポジションの強制決済≒損切り)ですので、あらかじめ注文停止&次回のリピート注文を小さくすることで対処しましょう。
リピート系自動売買ではすでに含み損を抱えるポジションを保有しているため、相場の急変時に証拠金維持率は急速な速さで減少します。
あくまでロスカットを回避するために重要なのは、自分の資金に応じたポジションをとることです。
証拠金維持率は複雑なポジションに対しても簡単に安全度を計ることのできる便利な目安であると同時に、あくまで目安だと認識したうえで利用しましょう。