ループ株365 NYダウ運用のポイントと注意点

アイキャッチループダウ株価指数リピート

この記事は2019年に執筆したもので、情報が古くなっています。

くりっく株365のNYダウの取引単位が2020年10月から変更され、1枚当たりの取引単位が1/10になりました

NYダウの取引が今までより少額で取引可能になり始めやすくなっています。

ループ株365で運用できる株価指数は4つ。

その中でも値動きが大きいものにNYダウがあります。

ループ株365をNYダウで運用する際のポイントや注意点を上げたいと思います。

スポンサーリンク

NYダウとは

『NYダウ』とは、ダウ工業株30種平均(ダウ平均)とも呼ばれる米国の株価指数です。

NYダウ

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが、アメリカのさまざまな業種の代表的な銘柄を選出し、平均株価をリアルタイムで公表する株価平均型株価指数である。

  • ダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average – DJIA)
日本では「ダウ工業株30種平均(ダウ平均)」、「ニューヨーク・ダウ」、「ニューヨーク平均株価」などと呼ばれる。ダウ・ジョーンズ社による株価指数は、すでに1884年以降Dow Jones Average(ダウ平均)の名称で公表されていたが、当時のアメリカの産業構造を反映し、鉄道事業者が中心の構成であった(鉄道株9種、工業株2種)。19世紀末の経済発展を受け、従来のダウ平均(現在の輸送株20種平均)と分離する形で、1896年に農業、鉱工業などの12銘柄により、Dow Jones Industrial Average(ダウ工業株平均)の算出が新たにスタート。1928年に、30銘柄となった。その後、情報通信業や医療などのサービス業を取り込みながら、現在に至る

wikipedia「ダウ平均株価」より抜粋

世界的に有名な株価指数の一つです。

ダウチャート

長期チャートをみると尋常じゃない上昇をしています。

日経平均株価がリーマンショック時のところまで回復していないのに、ダウはとっくに追い越しています。

株価の上昇が大きく、しかも先進国でありながら成長性も高いアメリカ。人気の運用先です。

ループ株365におけるNYダウの特徴

FTSE100との比較

私はループ株365でFTSE100を運用していました。

詳しくはこちらの記事にあります。

FTSE100は配当が大きい株価指数ですが、値動きは限定的です。

一方NYダウはFTSE100と比べて値動きが大きい、配当益は出ないなどの特徴があります。

これがループ株365運用でどう影響するか見てみます。

リーマンショックの時

やはり最悪の下落の想定はリーマンショックを参考にしたいと思います。

ダウチャートリーマンショック時

ダウはリーマンショック時に半年かけて約5000ポイント下落しています。

FTSE100は約3000ポイント下落でしたのでやはり下落幅が大きいですね。

ただ・・・当時のダウの株価は約11500ドル。現在は約24000ドル。倍以上違います。

そうすると今リーマンショッククラスの暴落が起こった場合、5000ポイントの下落では済まされないのではと予想できます。

下落幅でなく下落率で見た場合、リーマンショックでは40%ほどの下落になります。

これを単純に当てはめると、9600ポイントの下落となります。

・・・9600!?Σ(´∀`;)

短期の値動き

いくら別に資金を用意していても、フラッシュクラッシュのような一時的な大きな動きに巻き込まれた場合入金する暇もありません。

ダウは1日にどれだけ動くのでしょうか。

最大の下落は、2018年2月です。

この時1日で一時1500ポイントの下落になりました。

(しかも特に大事件が起こっての下落ではなく、経済指標が好調のため一時リスク資産から資金を退避させたのでは?という解釈がされています。そんなことで大きく動いたりするんです。)

また、ここ1年だと約4000ポイントの上下をしています。

ダウチャート2018

ループ株365は長期運用ですので、常にこれに耐えうる資金がないといけません。

証拠金基準額

くりっく株証拠金

証拠金基準額は毎週見直されますが、FTSE100と比べて倍以上あることは間違いないでしょう。

配当と金利

NYダウの配当と金利です。(2018)

NYダウ金利配当額

こちらがFTSE100の配当と金利です。(2018)

FTSE配当額

NYダウは配当はそれなりにありますが、それを上回る金利支払いがありますので損益は少しのマイナスになります。

値動きでの決済益がFTSE100より大きいことが期待できますが、NYダウは手数料・スプレッドに加えて金利支払いが小さなコストとしてかかってくると考えていいでしょう。

NYダウ運用時の必要資金は

さて、上記の特徴からもうお分かりでしょうが、NYダウ運用にはFTSE100よりも大きな資金が必要になります。

これをFTSE100運用の戦略と同じように下落幅から必要資金を求めると、NYダウの場合、

  • 一日の最大下落幅:1500ポイント
  • 短期的な下落幅:4000ポイント
  • 長期的な下落幅:9600ポイント

と考えることができます。

簡易ロスカットレートを作ったので見てみましょう。

決済幅は最大の「B240」で、証拠金基準額は2019年2月始めの80,000円とします。

下表は、NYダウ「B240」において

  • 1枚当たりの証拠金基準額80,000円
  • 手数料148円・投資助言報酬148円
  • 最大ポジション数を限定しない

という条件の下での必要な入金額を簡単に表しています。

  • ループ株365では注文時に最大ポジション数を指定されます。
  • 証拠金基準額は毎週更新されます。

あくまで想定下落に対していくらぐらいの入金額を準備して始めればいいのかという目安としてお使いください。

NYダウ証拠金基準額80,000
 手数料148
 投資助言報酬148
 B240
枚数下落額必要入金額
1080,000
2240184,296
3480312,592
4720464,888
5960641,184
61,200841,480
71,4401,065,776
81,6801,314,072
91,9201,586,368
102,1601,882,664
112,4002,202,960
122,6402,547,256
132,8802,915,552
143,1203,307,848
153,3603,724,144
163,6004,164,440
173,8404,628,736
184,0805,117,032
194,3205,629,328
204,5606,165,624

一日の下落予想1500ポイントでは、100~130万円必要になります。

短期的にはもっと動くのが普通なので、こんな資金では間に合いません。

ここ1年の上下幅4000ポイントの動きだと、約500万円必要になりますね。

そして最悪の事態を想定してリーマンショッククラスの9600ポイント下落するとした場合は、表が長すぎるので省略していますが・・・2300万円必要になりますw

こんなお金用意するなんて(ヾノ・∀・`)ムリムリ

さすがに運用方針を短期にするとか、積立運用にするとか、何か対策が必要ですね。

まとめ

NYダウのループ株365での運用は値動きの大きさ、証拠金基準額の関係で大きな資金が必要になります。

ただしダウ運用自体が悪いわけではありません。

ダウは厳選された30社で構成されていて、定期的に見直しがかかるため粗悪な会社は残れません。(←ここ日経平均も見習えよ・・・)

ですので長期的に見て上昇が期待できます。

ただしかなりの成長を見せているため、暴落と呼ぶほどでもないリバウンドでも大きな下落になり、個人投資家の資産に大打撃を与えることがあります。

値動きの大きさはループ株365のようなリピート系自動売買では利点にもなりますがリスクもあります。

ダウで取引したい場合はちょっと視野を広げて運用方法を選択するのもいいかもしれません。

ループ株365のシステムを使わずにくりっく株で購入する、くりっく株365以外のダウCFDで購入する、ダウ構成銘柄株をNISAで購入する、ダウに連動する投資信託・・・など方法はいろいろありますよ。

ダウは値動きも特徴的ですが株価上昇も魅力ですので、暴落も乗り越え超長期で保有できる運用が適しているかもしれません。

僕もiDeCo(個人型確定拠出年金)の運用先にNYダウ連動型の商品を選択しています。

iDeCoの運用結果は「今月の運用結果」の記事に毎月載せていますので参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました