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【FX自動売買】両建ての大きなメリット小さなデメリット

FX自動売買の解説
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こんにちわ。自動売買は一部両建て状態にしている浅葱です。

(*゜▽゜)↑↓(。△。*)

ポジション取りについて調べているとよく「両建て怖い」という話を聞きます。

しかしそのほとんどが「損したから怖い・失敗したから怖い」ではなく「やったことないけど怖い」なんですよね。

僕はFX自動売買に関しては両建てのデメリットは薄いと考えています。

やらずに敬遠するよりはやってみるのもいいんじゃないでしょうか。

(※「両建て」という言葉は厳密には同時に同じ量のポジションを買いと売りで持つことを指しますが、ここでは買いと売りを両方持つという意味で使っています。)

 

FX自動売買 両建てのメリット

利益が増える

当たり前ですよね。上がっても下がっても利益が出るようになります

ポジション量が売り買い同じ場合、理論上利益は2倍になります。シンプルですが一番重要なことです。

利益をあげるために資産運用しているのだから効率的に利益を増やす方法をとるべきだと思います。

証拠金効率が上がる

実は多くのFX自動売買の取り扱い会社で、両建て時でも証拠金が片側の多い方のみでOKになっています。

これをMAX方式といいます。

例えば買いポジション10万通貨・売りポジション8万通貨を保有している場合、必要になるのは多いほうの10万通貨分の証拠金です。

相殺されるのではなく、多い方のポジションが採用されます。

証拠金効率が上がるとロスカットのされにくさ、あるいは利益率の向上になりますのでうれしいですね。

[chat face=”asagi.png” name=”” align=”right” border=”green” bg=”green” style=”maru”] MAX方式は僕が使っているマネパの連続予約注文やループイフダンなど多くの業者に採用されています。全ての業者で採用されているわけではありませんので、新規口座を作る際の参考にしてみてください。 [/chat]

 

両建てのデメリット(と思われている点)

スワップがマイナスになるという点

ほぼすべての取り扱い会社で買いと売りのスワップ差はマイナスです。

ほとんどの証券会社で、スワップポイントは買いと売りで差があります。

そして両建てすると、その差だけ損をします。

例)アイネット証券ループイフダンのスワップポイント(値は定期的に変動します)

ですのでたとえ買いと売りが同じポジション量だとしてもスワップ損があります。

もちろん常に同数になることはまずないので、プラスのスワップばかりつくこともありますし、その逆もあります。

しかしほとんどの場合スワップ損<決済益となります。

[chat face=”asagi.png” name=”” align=”right” border=”green” bg=”green” style=”maru”] これは説明することは困難なので統計上のデータで信じてもらうしかありません。僕の運用結果やFX自動売買で両建てをしている他の方を参考にしてください。しかしスワップのせいでトータル利益で損をした話は聞いたことがありません。 [/chat]

FXに限らず、ほとんどの資産運用においてインカムゲイン(配当益など)よりもキャピタルゲイン(売買益)のほうが大きくなるため、マイナススワップを気にしなくても利益が出る傾向にあります。

自動売買では決済益で利益を膨らませていくものですので、スワップを気にしすぎてせっかくの決済益を小さくするポジション取りをしてはもったいないと思います。

マイナススワップを怖がらず両方のポジションをとることが望ましいです。

ちなみにそれでもスワップが気になるという方は、

  • 買いと売りのポジション量(通貨量かポジション数)に差をつける
  • スワップ差の少ない・スワップがほとんど付かない通貨ペアを選ぶ
  • スワップ差の少ない取り扱い会社で取引する

といった方法もあります。

例えばユーロ/円なら気にならないほどのスワップ損しか生まれないため、気にする方はこういった通貨ペアで運用を始めるのがおススメです。

相場がどちらに触れすぎても危険という点

片建ての場合、例えば買いポジションのみの場合は相場が上昇すれば含み損は0に近づきます。

逆に両建ての場合、下落しすぎても上昇しすぎても含み損が膨大になり危険です。

・・・ですがそもそもそれを耐えうる安全なポジション量でやることが前提です。

[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”blue” bg=”blue”]買いポジションのみだったから上昇しすぎたけど大丈夫だった~下落だったらロスカットだったわ~[/chat]

などという運用は間違っています。

どちらに振れてもロスカットしないようなポジション量を取りましょう。

それに両建ての場合一方向に相場が動いた時は含み損が急増しますが、逆方向のポジションは決済の嵐になるので片建てより含み損の増加が緩やかになります(含み損を相殺できるほどの決済益にはなりませんが)。

撤退が困難という点

両建ての場合ポジションが必ず含み損がある状態ですので、自動売買をやめたい場合損切になります。

最悪利益より損切の額のほうが大きくなりますし、そうでなくても大ダメージです。

ですので自動売買の両建ては実際撤退困難です。

 

(○`ε´○)・・・じゃあやめなけりゃいいじゃん!!←極論

 

極論ですがこれが自動売買をやる基本姿勢です。

たとえ片建てでも大抵の場合含み損状態ですし、利益が積みあがっていないと損します。

これは両建てうんぬんではなくリピート系自動売買の特性になります。

始める時点でそもそも自動売買は撤退が難しいことを理解して長期運用前提で開始してください。

[chat face=”asagi.png” name=”” align=”right” border=”green” bg=”green” style=”maru”] 僕もサービス終了など不慮の事態がない限りずっと続けるつもりで、使う際には増えた分を少しづつ引き出していく運用をしています。最初に入金した額はまさに種銭といった感じです。[/chat]

[jin-iconbox05]参考:FX自動売買は金の卵を産むニワトリ[/jin-iconbox05]

両建てにしない場合でも、買いのみ・売りのみの注文はダメ!

浅葱は一部両建てエリアを作る設定にしていますが、両建てにしない設定もあります。

有名なところだとトラリピの「ハーフ&ハーフ」という注文方法です。

マネースクエア公式HPより

こちらの方法だと両建てエリアを作るのと比べ、含み損が少なくなる傾向にあるため資金効率がさらにいいメリットがあります。

もちろん両建てのほうが利益は良いです。

 

ただどちらにしても、買いと売りの注文を組み合わせることが大事です。

よくプラスのスワップポイントを欲しいばかりに買い注文のみで運用する人がいますが、それだと危険なこともあります。

相場が上昇してから大暴落した場合、とても大きな損失を出すことになるかもしれません。

[jin-iconbox01]買い注文のみで運用したい場合必ず想定レンジを設定し、その上限以上で新規ポジションをとらないようにするなどの工夫が必要です。[/jin-iconbox01]

まとめ

一般的にFXの両建てが難しいといわれているのはデイトレードやスイングトレードをしている方々の手法としての両建てであり、自動売買の場合はあまり当てはまらないです。

むしろ得をする部分が大きいので、両建て推奨です。

ただし利益率を求めすぎて安全な運用を外れることだけは無いようにしましょう。

また僕の運用では完全両建てではなく、両建てになるレンジができるという注文の仕方をしています。

こちらを参考にしてください↓

【FX自動売買】最適な想定レンジ幅(仕掛ける範囲)を設定しよう
FXのリピート系自動売買では、想定レンジ、つまり値動き幅をある程度予測して注文を仕掛けることが重要です。想定レンジの考え方や設定方法を解説します。

 

 

 

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