こんにちわ。
不労所得が欲しすぎて「たったひと月で30万」とかの広告を何度も踏んでしまう浅葱です。
(((((#$▽$)ノオカネ~~~(([\10.000]
ところで不労所得といえば配当益、FXでいえばスワップポイントです。
これで不労所得を目指す人は多いと思います。
スワップでアーリーリタイアを目指す際の注意点やメリットについて記そうと思います。
Contents
スワップ投資とは
スワップポイントは、2つの通貨を交換するときに生じる金利差調整分のことをいいます。 一般的に低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買った場合、その金利差分をスワップポイントとして受け取ることができます。 スワップポイントは建玉を保有し続けると原則毎日受け取る(支払う場合もあります)ことができます。
引用元:ジャパンネット銀行
FXで高金利通貨を買って日をまたいで保有すると、スワップポイントを受け取れます(逆の場合支払います)。
スワップポイントの大きさは通貨ペアの金利差によるため、高金利と低金利のペアだとスワップポイントも大きくなります。
日本でよく取引されているのは、トルコリラ/円・南アフリカランド/円・メキシコペソ/円ですね。
保有し続けると受け取れるため、積極的に売り買いするより積立運用の方法をとるのが一般的です。
自動的に入ってくるスワップ投資はまさに不労所得!
スワップポイントはポジションを持っているだけで加算されるので、運用にかける時間も必要なく、仕事をしながらでもできます。リタイア後の自由時間も確保できます。
またポジション量と証券会社が定めるスワップポイントでもらえるスワップポイントが決まるため、収入額の予測もしやすいです。
また、スワップポイントは引き出さなければ税金がかからないため、利益を複利運用する場合有利になります。
スワップ投資が人気なのもわかりますね。
スワップ投資の落とし穴
新興国通貨は下落基調です
スワップポイントが大きい高金利通貨は軒並み下落トレンドです。
トルコリラ/円は有名で、もらえるスワップポイントよりずっと大きな値下がり損になっています。

ロスカットされた人も多く、耐えた人も含み損が大きくスワップ益を完全に食いつぶしています。
リタイア後にこのようになったら完全にアウトですね。
高金利通貨の中で現在はメキシコペソ/円はレンジ相場になっています。が、これも長期のチャートで見ると下落していて絶対安全ではありません。
通貨ペアの選択や購入の仕方には注意が必要です。
金利は不変ではない
スワップポイントは2通貨間の金利差で決まるので、国の方針で金利が変更された場合スワップポイントも変わります。
もちろん高くなる場合もありますが、高金利の新興国が今後発展して先進国並みになったら、日本と変わらない金利になるかもしれませんよ。
といっても高金利の国は情勢が不安定ゆえに高金利な面もあるので、スワップが高いままだったらそれはそれで値下がり損が大きいままかもしれません。
長期運用ではこうして状況によって変化する場合があるので、スワップ運用だけでアーリーリタイアの資金にするのは危険です。
またスワップポイントは2通貨間の金利差で決まるのですが、実際は証券会社で自由に設定できます。
証券会社間での競争原理でそこまで差はありませんが、会社の方針によってスワップポイントは簡単に変更される場合があります。
あえてスワップポイントを少なくして代わりにスプレッドを有利にしている業者もあります。この場合売買取引には良い会社ですが、スワップ取引には不利になります。
証券会社の選択が重要になります。
スワップ投資をアーリーリタイアに組み込む注意点
スワップポイントのみをリタイア資金源にしない
FXはリスク資産です。ロスカットなどの危険もあります。
またスワップ投資は国家間の情勢や証券会社の運営など個人では対処できないことにも影響を受けます。
分散投資を心がけて、スワップのみに頼らないようにしましょう。
下落相場に注意
高金利通貨は多くが下落トレンドです。スワップポイントより含み損が大きくなる可能性があります。
スワップより決済益を狙うほうが利益が出ることも多い
資産運用では基本的に、
インカムゲイン(配当益)<キャピタルゲイン(売買益)
となることが多いです。
もちろん相場環境によりますが、FXに限らず株式などでも配当益より売買益のほうが大きいことが多いです。
売買益は税金支払いなどの欠点もありますが、それでもスワップ益よりも利益がいいことが多く、リタイア資産を作るうえでどちらが有利か考えて運用を決めましょう。
スワップ投資をする証券会社の選び方
スワップポイントの多い業者を選ぶ
前述のとおりスワップポイントは証券会社ごとに違います。
スワップポイントの大きいところを選びたいですね。
また通貨ペアによっても会社ごとの違いが出ます。
自分の取引したい通貨ペアのスワップを比較しましょう。
とはいってもスワップポイントは毎週変わります。
微々たる差を考えすぎるよりほかの違いも考慮して総合的に選ぶのが良いですね。
決済せずにスワップポイントだけを引き出せる業者も
スワップポイントの引き出しにも証券会社の特色が出ます。
ポジションを決済しなくてもスワップポイントだけ取り出して使うことができる業者もあります。
また中にはポジションが決済されるまで取り出したスワップポイントに課税されない会社もあるんです。
不労所得としてのスワップ運用の場合、こうしたところも証券会社の選択基準としたいですね。
ポジションが未決済でもスワップを取り出せる業者の例
SBI FXトレード | 外為オンライン | ライブスター証券 | 外為ジャパン |
アイネットFX | FXブロードネット | 外為ドットコム | みんなのFX |
DMM FX | インヴァスト証券 | GMOクリック証券 | セントラル短資FX |
YJFX! | マネースクウェア | 楽天証券 | マネーパートナーズ |
(黄色はスワップを引き出した時点では非課税の業者)
まとめ
スワップ投資は今も根強い人気で、特に日本人は定期的に入ってくる配当益に弱い側面があります。
それゆえ元本が目減りしていることに気づかなかったり、売買したほうが成績が良いのに配当にこだわってしまったり、盲目的な運用も見かけます。
スワップ投資をする場合、他との利点や欠点を把握して広い視野で行いましょう。
それと大切なのは安全なレバレッジでの運用ですよ。