資産運用といってもいろいろあるけど、早期リタイアする目的での最適な運用先って?
資産運用が日本人にも年々定着しつつありますが、一言で資産運用といってもさまざまな種類がありますね。
そんな中から運用するといっても選ぶのが大変です!
しかしアーリーリタイア目的ならば、ポイントが4つあります。
- 不労所得であること
- 時間がとられないこと
- 定期的な収入であること
- リタイア前からリタイア達成後も継続して続けられること
以下の記事ではアーリーリタイアに向けて資金を貯めるために最適な資産運用をタイプ別に紹介します。
Contents
アーリーリタイアに最適な運用先とは?
アーリーリタイアの障害はいろいろありますが、一番の障害になるのは当然お金です。
どれくらい必要になるかはリタイア年齢や生活スタイルによっても変わりますが、節約のみでアーリーリタイアを達成できるだけの資金を貯めるのは困難です。
そこで資産運用となるのですが、一言で資産運用といっても方法はさまざまです。
そこでアーリーリタイア目的での最適な資産運用を考えてみましょう。
アーリーリタイア目的とした資産運用を選ぶ際のポイント

不労所得化できることが大事!
皆さん、アーリーリタイアの目的は何ですか?
アーリーリタイアの大きな利点はつらい仕事を辞められることはもちろん、自由な時間が増えることも挙げられます。
ですので、自由な時間が減るような資産運用は“アーリーリタイア”とは言えません。
ほったらかしでも運用できるような不労所得になる運用がベストです。
またアーリーリタイア前の状態では仕事をしながら資産を貯める必要があるため、その意味でも時間を費やす運用は避けたいところです。
また不労所得化をおススメする理由はもう一つあります。
それは定期的な収入であることだからです。
アーリーリタイアにはある程度はまとまった資金が必要ですが、リタイア後資産を取り崩して生活するにしても徐々に資産が目減りしていくのは不安になりストレスになります。
どのような生活スタイルであってもリタイア後にも定期的な収入があることが望ましいです。
といってもその定期収入が労働収入ならそれはアーリーリタイアとは言えませんね。
労働を含むセミリタイアが目標ならそれでもいいのです。
足りない分をアルバイトで補う、とかね。
しかしあえてアーリーリタイアを目標にする人は、とにかく働きたくないはず!仕事なんてたとえアルバイトでも避けたいはず!怠けたいはず!一日中引きこもってゲームして・・・(以下略)
とにかくアーリーリタイアのメリットは仕事のストレスからの解放+自由な時間の確保ですので、リタイア後の労働生活は避けたいところ。
ですのでやはり働かずに時間も取られずに収入が入るような「不労所得化」できるものがアーリーリタイア目的の資産運用として最適であるといえます。
リタイア前から継続してできるものを
リタイアにはまとまったお金が必要ですので、短期的に資産を増やせる方法のほうが効率的と考える方もいるかもしれません。
またリタイア予定で現在給料が多い方は普通に貯金でためたほうが効率的といううらやましい方もいるかもしれませんね。
しかしそうした資産運用の経験がないまま目標資金を達成して、リタイアしてから資産運用をするといった考えは危険です。
資産運用にはすべからくリスクが存在します。
そして運用経験があればあるほど失敗を回避したり上手な運用ができたりするものです(当然ですね)。
リタイア後に運用に失敗したら生活に多大な支障が生まれる可能性があります。
給料をもらっているうちはたとえ運用に失敗してもリタイア後よりダメージが小さく、特に生活に支障が出ないこともあります。そしてその失敗から学ぶこともできます。
ですので経験も兼ねて、リタイア前から資産運用をしてリタイア資金を貯めることをおススメします。
もちろんリタイア後も収入となるような不労所得化できるものが望ましいことを付け加えておきます。
アーリーリタイア目的の運用ポイントまとめ
- 不労所得であること
- 時間がとられないこと
- 定期的な収入であること
- リタイア前からリタイア達成後も継続して続けられること
これに運用に使える資金や自分の許容できるリスクを考えて選んでいきましょう。
おススメ運用1 FX自動売買
- 他の運用に比べ少額からでもできる
- 少額でも資金効率がいい
- 運用経験がなくても簡単にできる
「FX」は世間ではいいイメージを持たれていませんので、これで目的資金を達成するということに不安な方もいるかもしれません。
しかしFXで資産を失う方は信用取引ゆえの大きな取引のし過ぎによるものが全ての原因です。
リスク資産だということを認識しきちんと自分の資金に合った適切な取引をすれば危険は小さく、銀行預金などよりずっと大きく資産を増やせます。
また他の運用より初期費用が比較的少なくても始められるため、今ある貯金の一部を使って始めるといった方法も可能です。
不動産運用などは初期費用が大きいため始めるのに躊躇してしまいますよね。FX自動売買はそれに比べて始めるハードルが低いです。
また最初の設定をすれば自動で売買してくれるため運用経験がなくても出来るので、さらにハードルが低くなります。
運用に慣れるため少額から始めて、いいと思ったら後から徐々にポジションを増やす方法がおススメです。
ループイフダン
- 注文が簡単で初心者向き
- シンプルなシステムでわかりやすい
- 手数料などのコストが低い
ループイフダンはアイネット証券とひまわり証券で利用できるFXリピート系自動売買です。
自動売買の中でも注文が一番簡単で、最初に資金に見合った注文をすればいいだけ。
コストやスワップポイントなどの面を見ても優秀で、初心者に一番おススメできる自動売買です。
シンプルゆえに細かい設定はできませんが、逆にわかりやすさや操作の簡単さにつながっています。
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トラリピ
- 値幅などポジションを自分で設定できる
- 決済トレールで利益を伸ばせる
- 初心者に優しいツールがそろっている
トラリピとはマネースクエアで利用できるFXリピート系自動売買「トラップリピートイフダン」の略称で、自動売買の先駆けとなったサービスです。
値幅や通貨量、トラップ本数などを自由に設定でき、最適なポジションを注文できます。
その注文も最初に値幅等を入力するだけですべての注文が完了。仕掛けたレンジ内で自動的に注文・利確を繰り返すのでチャートを見続ける煩わしさがありません。
利益がのっているポジションの決済を先延ばしにして利益を増やせる決済トレール機能もあり、相場状況によっては大きく利益を伸ばせます。
また、モデルから選んで自分の設定にできる「トラリピ1クリック」や、ロスカットのレートや損失額リスクなどを自動計算してくれる「らくトラ運用試算表」など初心者に優しいツールもそろっています。
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連続予約注文
- 手数料無料でスプレッドも最狭
- 約定力が最強
- 100通貨からの少額から運用が可能
連続予約注文はマネーパートナーズで注文できるFX自動売買の注文方法です。
トラリピやループイフダンのような完全自動ではなく自分の設定した注文を20回まであらかじめ予約できるシステムです。
半自動といってもいいかもしれませんね。
注文は難しくはないものの手間(時間)がかかります。しかしその分コストは最小レベル。
コストは注文の度にかかるため、何度も新規注文と決済を繰り返す自動売買ではコストが小さいことが有利になります。
また約定力も最強クラス。相場が荒い値動きになっても約定が滑ることがありません。暴落時に差が出ます。
また100通貨からの少額から運用できます。多くの取扱会社で最小単位が1000通貨なので、十分の一の資金から始めることができます。
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おススメ運用2 株価指数CFD
- 長期的に見て値上がり益を期待できる
- 配当益を狙った取引もできる
株価指数CFDとは、日経平均株価やNYダウといった株価指数に対して取引する証拠金取引です。
投資信託にも指数連動型の商品がありますね。比べるとレバレッジがかけられるなどの違いがあります。

株価指数は長期的に見て基本上昇するため長期保有で値上がり益が期待でき、また種類によっては同時に配当益も得ることができます。
安値で買い高値で売るという基本の売買で積極的に利益を狙うのも、徐々に買い増し保有して含み益と配当益を積み上げていくのも、どちらの方法も取れます。
日本人はスワップ投資など配当益を好む傾向がありますが、スワップ投資でよく取引される新興国相手の為替取引と比べ先進国の株価指数に対しての取引になるため安定性があります。
くりっく株365
- レバレッジを大きくかけられる
- 為替レートに影響されない
- 大きい配当を狙える
くりっく株365は取引所株価指数証拠金取引といわれ、4つの株価指数から選んで取引できます。
4つのうちイギリスの指数である「FTSE100」が配当が特に大きく、長期保有で配当益を狙う運用ができます。
為替レートの影響がなく、外国の指数取引でも日本円で取引できます。
また20~30倍の大きなレバレッジをかけられます。
レバレッジのかけすぎは危険ですので長期運用ではおススメできませんが、ロスカットのされにくさにも係わってくるため利点でもあります。
最適なレバレッジで運用することにより資金効率の良い運用が可能になります。
くりっく株365はさまざまな証券会社で取引ができます。取扱ができる会社はすべてレートが同じで、手数料に少しの違いがあります。
その中でもひまわり証券の手数料が取扱会社のなかで最安で、くりっく株365の自動売買システム「ループ株365」も利用できますので、ひまわり証券からの取引をおすすめします。
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GMOクリック証券 CFD
- コストが低い
- 取引単位が小さく少額から取引できる
- 取扱銘柄が多い
GMOクリック証券のCFDは店頭CFDといわれ、くりっく株365と比較して手数料は無料で、スプレッドも狭くコストが低いことが特徴になります。
コストを重視するならこちらの取引が有利になります。
また最低取引単位がくりっく株365の十分の一ですので少額から取引を開始できます。
取扱銘柄種類もくりっく株365は4つですが、こちらは10種類。それ以外にも原油や金など株価指数以外の取引もあります。
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おススメ運用3 低リスク運用で守りの運用
- リスクの低い運用で安定収入
- 利益率は低くても保険的な運用で
- 預金代わりに預金より有利に貯める
集中投資は利益も大きくなりますが、リスクも大きくなります。
利益は他の運用より低くてもいざという時の生活を守るため、安定的な運用にも分散投資しておくことが大切です。
また運用資金がなくまずは貯金を増やしたいという場合の定期預金代わりにもなります。
その場合税金控除や自動積み立てなどの特徴により銀行の定期預金より有利に貯めることができます。
iDeCo 個人型確定拠出年金
- 拠出した金額に税金がかからない
- 運用益も非課税
iDeCoとは個人型確定拠出年金の愛称で、最大の特徴は拠出した額に税金がかからないことです。
iDeCoで貯めるとその分にかかっていた税金が確定申告や年末調整で還付されます。
税金の分余計に貯められると考えることもできるため、効率よく資金を増やせます。
また拠出したお金は投資信託などで運用することもできます(するかしないかは自由です)。
もちろん運用で確実に利益が出る保証はありませんが、運用益に対しても非課税になるため通常の投資信託よりも有利な条件で運用できます。
ただしこのiDeCoにはデメリットも大きく、一番の欠点は60歳まで拠出金を引き出せないことです。
老後資金のためと考えれば優秀ですので、拠出する金額をしっかり考えて利用しましょう。
iDeCoを取り扱っている証券会社等は数多くありますが、手数料に違いが出てきます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

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つみたてNISA
- 運用益に税金がかからない
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NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。
引用元:金融庁
NISAは利益に課税がされない口座です。つみたてNISAはNISAの種類の一つで、毎月定額を投資信託に積み立てて運用します。
金融庁が推奨しているため運用先の投資信託商品は安定運用できるものが選別されていますので、どれを選んでいいかわからない初心者でも安心して運用できます。
かつてはよく「投資信託でだまされた」とか「投資信託はぼったくりだ」なんて声もありましたが、そういった商品を排除する目的で選別しているわけですね。
iDeCoのように拠出額全てが非課税になるわけでなく運用した利益のみが非課税になりますが、iDeCoほどの制限がないため利用しやすい面があります。
老後の資金作りはiDeCoで、残りはNISAで、といったように自分の好きな割合で利用することをお勧めします。
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他のポイント投資と比較しても、1ポイント=1円の現金化、ポイント期限がない、クレジットカードとしても優秀といったメリットがあります。
ポイント投資のメリットは自分でお金を出すことがなく運用できるため、投資未経験の方でもリスクを気にせず気軽に始められる点です。
運用額が少ないため相対的に利益も低いですがリスクも低く、初心者にはおススメの運用の一つです。
安全運用には時間がかかります すぐにはじめよう!
アーリーリタイアを目指している方はとにかく早く資金を貯めたい気持ちがあると思います。
しかし短期での利益にとらわれずにリタイア前からリタイア後まで継続して運用できるものを選ぶことが重要です。
ですので時間の制約がなく、不労所得化できるものを選びましょう。
短期に大きな利益になる運用法ではないので時間はかかるかもしれませんが、リスクを小さくして継続した利益を得ることが結局は最短ルートです。
ですのでリスクを抑えつつも早くから始めることが大事。
口座開設にはお金がかかりません。
仕事辞めたいとか自由な時間を増やしたいと思っている方は今すぐ行動することをおススメします。