こんにちわ・・||||(・・.)
自分の裁量トレードのセンスの無さに絶望する浅葱です。
自動売買に出会ってなかったら一生投資家の養分だった・・・かも。
年々いろいろな自動売買システムが生まれていますね。
ひまわり証券でもループ株365というサービスが開始されました。
これはくりっく株365にループイフダンの自動売買システムを組み合わせたものになります。
僕もくりっく株365を運用している身として興味があるのですが、くりっく株の運用法の一つとして有名なのが、配当の高さを生かして長期保有し、配当が貯まったら買い増すという複利積立の方法があります。
複利積立とループ株、どちらもいい運用方法だと思いますが真逆の方法でもあります。どちらがいいのでしょうか。
Contents
くりっく株365とループ株365の特徴
くりっく株365と、それを利用したシステム『ループ株365』については以下を参照ください。


くりっく株365は複数の証券会社で取り扱いがありますが、ループ株365はひまわり証券のみのシステムです。
(↑公式サイトに移動します)
比較した際の特徴とメリットデメリット

相場の上下を利益にできるかの違い
相場の上下を利益に変えられるのがループ株365で運用する最大のメリットです。
くりっく株365で運用できる4つの指標はどれも長期的に見て上昇していますが、それでも細かい上下を繰り返しています。
積立運用では含み損益が増減するだけで利益になりませんが、ループ株の場合決済益が生まれます。
相場が上昇し続けた場合
一方相場が仮に上昇し続けた場合、ループ株は新規と決済を繰り返しポジション数は常に1枚です。
積立運用は決済しないため枚数が増えていきます。
そのため上昇相場での長期運用の場合、年数がたつほどに積立運用のほうが値上がり益と配当益両方とも加速度的に増える計算になります。
ただイグジットの悩みも同時に生まれます。
決済すると枚数が減るので未来の値上がり益・配当益が減ります。
そう考えると決済のタイミングが難しいですね。
ループ株はこうした悩みはありません。
エントリーポイントの考え方
積立運用の買い増し方は配当益で一定額増加するごとに1枚追加、あるいは毎月給料を追加して追加購入、のどちらか(またはその組み合わせ)が一般的です。
しかし自分の最初に決めたルールに最後まで従えるかというと、そうではない人がほとんどです。
暴落したとき狼狽して手放して損失を出すこともあります。
逆にチャンスと思ってつい買い増し、本来のルールから外れてしまっていつの間にかリスクが大きくなっていることもあります。
(↑ええ、どちらも過去の僕です。( ノД`))
うまく運用している人でさえ最初のルールを一貫して守っている人はごくわずかです。
ループ株365なら資金管理以外の労力が必要ないので、ほったらかし投資できるメリットになります。
税金をコントロールできるか
くりっく株365は配当も決済しないと受け取れないため、決済しない限り税金もかかりません。
決済を繰り返すループ株の場合は必然的に税金支払いが毎年発生し、確定申告の必要があります。
積立運用もいずれは支払う必要があると言えますが、損益通算で税金支払いをコントロールしたい場合能動的に決済できる積立運用のほうが有利な場合があります。
またサラリーマンは20万円まで確定申告不要ですので、そういった調整をしたい方も考える必要があるかもしれませんね。
また税金支払いを後回しにできる積立運用は複利運用視点でも有利になります。
コストに差が出る
ループ株365は積立運用より売買回数が多くなるので、その分手数料がかかり、またスプレッドの影響も大きくなります。
またループ株365特有の投資助言報酬もかかります。
売買利益で取り返せるものとして運用しますが、積立運用にはないコストになります。
ループ株365と積立運用 どちらがいいか
利益自体は相場環境次第
上記のような特徴がありますが、結局、
相場が上昇し続けた場合積立運用が利益が大きい
上下が大きいならループ株365が強い
上昇し続けた場合は枚数自体増加する積立運用が有利ですし、下がったなら積立運用では存在しない利益が生まれるループ株が有利です。
え、知ってた?・・・そう(´・ω・`)
ではどちらを選ぶべきかの状況についてみてみましょうか。
過去のチャートから考えよう
NYダウのチャートを見てみましょう。


上が長期チャート、下は5分足チャートです。
長期チャートをみると、たった2年で1万ポイント近くも上昇しています。
もし底値で買っていたら1枚当たり100万円の利益です!
積立運用なら凄いことになりますね。
これに魅力を感じるなら積立運用がいいかもしれません。
くりっく株365の4つの指標はすべて大国になった先進国ですので、このペースで上昇する保証はありませんが、長期視点で見れば上昇するものとして考えることができます。
一方下のチャートを見ると一日の間でもかなり動いているのが分かります。
決して荒れた相場の一コマではなく、普段のNYダウです。数百ポイント平気で動いています。
ループ株なら毎日利益が積みあがっていますね。
こちらに魅力を感じるならループ株を始めましょう。
ただハイリスクハイリターンだと認識したうえで行ってください。大きな資金を必要とします。
NYダウを例にしましたが、FTSE100の場合も考え方は同様です。
長期の上昇率も一日の動きもダウより小さいだけで、積立運用もループ株も利益になると思いますし、ダウにはない大きな配当もどちらにも有利に働きます。
自分のスタイルから選ぼう
これは利益を考える以上にとても重要です。
利益を追求するより損失をいかに抑えるかはトレードを行う上で最重要です。
その損失の大きな要因が自分の運用スタイルにあるからです。
しっかりと最初に決めたルールに基づいて運用できるなら積立運用もいいです。
自分でテクニカル分析で売買してもいいでしょう。
できないなら自動売買システムに任せましょう。
特に
- エントリーやイグジットに悩む
- ポジポジ病患者
- ルールをころころ変える
こんな人はループ株のほうがいいと思いますよ(自戒を込めて)。
自分の資金と相談だ
積立運用は徐々に買い増すので、とりあえず1枚買って資金が貯まるまで待つこともできます。
ループ株は開始後いきなり下落したらさらに新規ポジションをとって含み損を加速させるので、最初に必要な資金は積立運用より多くなります。
手持ちの資金によっても違ってきますね。
くりっく株365はどちらにしろ必要な資金が多めですので、必要資金の少なくて済むFXのループイフダンなども資産運用の選択肢に含めて考えてもいいと思います。
まとめ
ループ株365運用に向いている人
- 運用に使える資金が100万円以上ある
- エントリーや決済が得意でない、またはまかせきりにしたい
くりっく株365の積立運用に向いている人
- 運用に使える資金が20万円以上ある
- 売買ルールを最後まで曲げない
どっちも利点がありおススメだよ。好きなほうを選んでね!
・・・みたいな感じになってしまいましたが、だってどっちもメリットがあるんだもん。
(●`ε´●)
でも重要なのはそこではなく、自分の運用スタイルや性格、運用できる資金量によって決めるべきということです。
安全第一で、そのうえで自分のあったほうの運用をしてください。
ちなみにくりっく株365の口座開設はさまざまな証券会社でできますが、ループ株365のシステムは『ひまわり証券』だけです。
手数料最安の取扱会社ですので、ループ株365のシステムを使わず積立運用したいという方でもひまわり証券で口座開設することをおススメします。
口座開設の流れはこちらのページで解説しています。

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