こんにちわ。( *・ω・)ノ
アラフォーまで資産運用をしてこなかった浅葱です(激しく後悔)。
未だ運用初心者の僕ですが、ほんとに無知の頃はいろいろ頑張って資産運用について調べたものです。
その時、初心者向けとしながらも、その実全く初心者向けでない運用先が多く出てきました。
また、リスクだけをみて「FXは危険!」とか語るサイトも多くありました。
何も知らない運用初心者が騙されないように注意点をあげたいと思います。
それは初心者向けではない!
「資産運用 初心者」で検索した結果出てきたもの
「初心者向け」で検索に出やすいのは、
- リスクの少ないもの(大損しにくいもの)
- 少額でできるもの
- 配当などの定期的に利益がもらえるもの
です。
実際の検索結果としては、
株(優待目的)、投資信託、NISAやiDeCo、不動産投資、外貨預金、個人向け国債などが検索で出てきます。
ですが、この中には本当に初心者におススメのものと初心者にはハードルが高いものが混じっています。
「リスクの少ない」「少額でできる」「配当がよい」=「初心者向け」ではありません。
「リスクの少ない=初心者向け」ではない
資産運用の「リスク」とはぶれ幅のことを指します。
「リスクが大きい」とは大儲けも大損もありうるということです。
しかし一般に
「リスクが大きい」=「損する確率が高い」
「リスクが小さい」=「損する確率が低い」
と考えられがちです。
FXのリスクは大きいです。
暴落が起こった時でも、投資信託は資産が減るでしょうが半分になることすらないでしょう。FXならポジションの取り方によっては強制ロスカットがありえます。
でもそれは単にその人のポジションが大きすぎるだけです。
しかしFXより安全だと思って安易に優待目的で株を買い、株主優待と配当を毎年もらえるけど株価が下がって塩漬け、なんて話をよく聞きます。(まさに初期の僕です。)
優待目的を否定はしませんが、きちんとその会社について調べずに優待品だけ見て株を買うのは正しい投資とは思えません。
が、きちんと下調べして買うってのは初心者向きと言えるんですかね?初心者が会社をしっかり調べてから買うというのは大変ですよ?
「少額でできる=初心者向け」ではない
資産運用は余裕を持った範囲でやるべきです。
なので初心者は少額で(余剰資金で)運用を始めるのがよいでしょう。
ですが、「少額で行う」と「少額でできる」は違います。
少額で始められるからと言って安全で初心者向けとは限りません。
少額でできるからといって安い株や投資信託に飛びつき、含み損で塩漬けでは正しい運用とは言えません。
「配当などがもらえる=初心者向け」ではない
日本人は配当という言葉に弱いです。
分配金の出る投信や優待と株主配当がある株、家賃収入が入る不動産投資は人気です。
配当がもらえれば、ちょっとくらい含み損になっても安心に感じますよね?
ですがほとんどの運用で、配当益<決済益であることを知ってください。
配当につられて含み損では、費やした金額を取り返せない危険もあります。
配当5%の高配当株でさえ、配当のみで取り返すには20年(税金を考慮すると25年)かかります。
しかもそのお金を20年間他で運用できていれば・・・といった機会損失はいくらになるかわかりません。
配当益を求めるのは悪くはありませんが、配当が高いからと飛びつくのは危険です。
[chat face=”face_20180905_091608.png” name=”” align=”right” border=”green” bg=”green” style=”maru”] 僕も不労所得が目的だったため、配当につられて運用したものもあります。くりっく株365のように利益がしっかり出ているものもある一方、配当目的の株やトルコリラ投資では損ばかりしました。 [/chat]
“初心者向け”のウソ 初心者に難しい運用先
ちっとも初心者向けでない「株」
よく「FXは怖いから株にする」なんて人がいます。
大幅に損した場合、株は塩漬け(=株がなくなるわけではない)に対し、FXはロスカット(=ポジションがなくなる)からでしょうか。
でも実際やってみると株のほうが覚えることがとても多くて、FXのほうが利益を出しやすいです。
初心者向けとは言えません。
そもそもFXをロスカットされるようなレバレッジでやるのが間違いなのに、それでFXが怖いというのはお門違いですし、株が安全というのはもっと大間違いです。
投資信託はラクでリスクも少なめだが・・・
投信は運用が証券会社におまかせなのでラクです。そういう意味では初心者に向いてます。
しかし投信の種類は数千種類もあります。その中から最適なモノを選ぶことが初心者向けではないのです。
しっかりと利益を出しているものは多くなく、毎年たくさんの種類の投信がつくられては消えています。消えている理由の多くはやめる人が多くて強制償還というパターンが多いようです。
それでも手数料収入がおいしいため、証券会社は新たに作っては積極的に勧めてきます。
利益の出せる投信を探すこと自体は株式投資の勉強より難しくはないと思いますが、手数料支払いを考えると投信以外の運用先を探すほうがいいのでは?
不動産投資はラクではない!
家賃収入は何もしなくてもお金が入ってくるイメージがあります。
でも実際やることは多いんです(管理会社に丸投げすれば負担は利益とともに減りますが)。
また不動産投資はリスクの塊です。
空室リスク、家賃滞納、災害と修繕、地価下落・・・
それに不動産をすでに持っている人でないと物件の購入から始めないといけないので、まとまった資金を必要とします。
住宅ローンを使えば個人でも大きなお金を借りられますが、そこでもまた税金や金利上昇のリスク・・・
不動産投資は副業です。仕事です。やるならきちっと勉強してからでないと大変です。
それなのに初心者向けとしてたくさん検索にヒットするんですよね。
外貨預金はFXよりハイリスクローリターン
預金は安全というイメージがあるため、外貨預金はちょっとだけリスクがある利率のよい預金と思っている人が多いです。
そうしてFXは危険!だから外貨預金にしよう!とか勧めるサイトもあり、正直怒りを覚えます(^_^メ)
FXと外貨預金を比較するうえで大変ためになるサイトを見つけました。
比較勝負はFXの圧勝です!
外貨預金をやるメリットはありません。レバレッジをかけずにFX口座で保有したほうが有利です。
初心者は簡単で分かりやすいものを
先ほど挙げたように、「初心者向け」で検索に出やすいのは、
- リスクの少ないもの(大損しにくいもの)
- 少額でできるもの
- 配当などの定期的に利益がもらえるもの
です。
ですが、この中には初心者向けではないものが多く混ざってきます。
本当の初心者向けとは、簡単でわかりやすいことです。
例えばFXなどの信用取引は「初心者向け」にはあまり出てきません。
- リスクの少ない←リスクが大きいと思われている
- 少額でできる←少額だとすぐロスカットだと思われてる
- 配当←スワップの存在を知らない
こんな理由でしょうか。
しかしシステム面に目を向けると、FXは各社から出ている自動売買のシステムを利用するなら、リスク商品ではありますが初心者にも簡単です。
実際やってみると本当に簡単で、最初に触れる資産運用としてとてもおススメです。
FXの失敗はレバレッジのかけ過ぎ問題がほとんどです。
まずは少ないポジションで始めてみることをおススメします。
まとめ
本当に初心者に必要なのは簡単でわかりやすい運用商品であるかという点です。
初心者におススメ!とか言いながら不動産投資を不利な部分を明かさずに勧めたり、仕組債や外貨預金に誘導したりするところが多くあり、怒りを覚えて書きました( ̄∩ ̄#
僕もFXは初心者には危険!なんて情報を鵜呑みにして、資産運用を始めてからFX自動売買に行きつくまで1年以上かかりました。
しかし実際やってみると初心者の自分でも利益を出すことができています。
初心者の皆さんも運用先を選ぶ際にはただ初心者向きとされているものを盲目的に選ぶのではなく、わかりやすさを重視して選びませんか?